糖尿病の3大合併症「糖尿病性神経症」

糖尿病の3大合併症「糖尿病性神経症」

糖尿病の3大合併症のひとつ、糖尿病神経障害は、多発性と単発性の2種類があります。

 

多発性は感覚や運動機能の神経障害と、自律神経の症状をあわせもち、単発性のものは、ある日突然に眼や顔面の神経が麻痺し、通常3か月以内に回復するケースがほとんどです。

 

この2つでは多発性のほうが頻度が高く、単発性のものよりも症状が重たいケースが多いと言われています。そこで、ここでは多発性の糖尿病神経障害について詳しくご説明したいと思います。

 

☆神経障害の原因

 

糖尿病の治療がうまくいかずに、長い期間高血糖状態が続くと、動脈硬化を起こし、神経に栄養を送っている細い血管がつまったり、心臓から遠い場所にある足先や手先の血流が悪くなります。

 

その結果、神経が部分的に麻痺した状態になることが神経障害の原因です。

 

☆神経障害の症状

 

足や手のしびれやこむら返りといった感覚の異常、ふるえなどの自律神経の異常が主な症状です。一般的には手よりも足に出やすく、少しずつ症状が進行します。

 

そのため、症状の進みを感じにくく、いつの間にか悪化していたというケースが多いのが特徴です。

 

神経障害を放置していると、さらに感覚がにぶくなって、靴ずれやイボなどのキズができても痛みを感じないので、キズに気付くのが遅れやすいのに加え、治りも悪いために、最悪の場合、壊疽(えそ)という足を切断しなくてはならないほどの状態になってしまいます。 

 

☆神経障害を起こさないためには?

 

正しい治療で血糖コントロールを維持しよう

 

血糖値を把握し、適切な治療を行ってもらえるよう定期的に病院に受診しましょう。いったん血糖値が下がったからといって自己判断で通院を止めたり、自己流の食事法や運動法に頼るのはとても危険です。

 

定期的な受診で今の自分にあった摂取カロリーやメニュー指導、より効果的な運動法を医師や管理栄養士と相談しながらすすめていきましょう。

 

あれ?っと思ったら直ぐに受診

 

神経障害は最初の違和感が肝心。忙しさや日々の生活に追われ放置しておくと知らぬ間に症状が進んでしまい、気がつくととり返しの付かないことにもなりかねません。「なにかしびれる感じがする」などの自覚症状を感じたら、早めに受診し、検査を受けましょう。

 

☆神経障害は怖くない

 

ここ最近の健康診断で血糖値が高めだと自覚していても、実際には全く症状がないために、みて見ないふりをしていませんか?

 

今回、糖尿病になった後も血糖値が高い状態を放置した場合のリスクとして神経障害をご紹介しましたが、血糖値を正常に保ってさえいれば、必ず糖尿病を防ぐことも、糖尿病を悪化させないことも可能です。

 

まずは自分でも簡単にできる生活改善法を考えてみるのはいかがでしょうか?

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