血糖値の正常値

血糖値の正常値

血糖値は、上がり過ぎても下がり過ぎてもいけません。人間の体はいつも一定の幅になるように血糖値を調節しています。

 

血糖値といっても、いくつかの種類があります。

 

・随時血糖:任意の時間に測定した、その時の血糖値
(食後2時間が最も高くなるので、食後2時間値をとることもある)

 

・空腹時血糖:空腹の状態で測定した、その時の血糖値
・HbA1C:過去2か月間の平均血糖を示す指標

 

この中で、血糖値のコントロールに一番大事なのは、HbA1Cです。「ヘモグロビンエーワンシー」と読みます。

 

健康診断を受けると空腹時血糖とHbA1Cが表記されているので、血糖値を気にされている方はご存知の方も多いでしょう。

 

成人の赤血球の中にあるヘモグロビンの中の約90%を占めるHbA(ヘモグロビン エー)は、正常の血糖値では糖と結合していません。

 

高血糖の状態が続くとHbAが糖と結合して、HbA1Cになるのです。更に高血糖が1〜2か月続くと、この結合は更に強くなって、安定したHbA1Cになります。

 

HbA1Cには日本規格のJDS値と、国際基準のNGSP値とがあります。JDSの値はNGSPより0.4%低く、日本国内では混乱を避けるためにJDS値で統一されてきました。しかし、世界の大部分ではNGSP値を採用しているため、日本でも2012年より段階的に移行してきました。

 

ですから、今まで5.6%が基準値とされていたものが、6.0%となりました。健康診断の結果で去年より若干上がったなと思ったら、この規格が変わっているかもしれないので、確認してみましょう。

 

血糖値の特徴を踏まえた上で、それぞれの気になる正常値をみてみましょう。

 

・随時血糖 :140r/dl未満
・空腹時血糖:110r/dl未満
・HbA1C:6.0%未満

 

自分の体に今どのくらいの血糖があるのかということは、血液検査や血糖測定器で調べないとわかりません。

 

健康診断の血液検査で正常域を超えてしまった場合、まずは医療機関を受診しましょう。

 

正しい指導を受けることで、軽度の血糖値異常であれば、食生活の改善や運動を取り入れることで改善が可能です。

 

自己判断で行わず、定期的に血糖値の変化をみながら、必ず医師や栄養士の指導のもとで行いましょう。症状がないからと受診せずに放置しておくのは、一番いけません。知らないうちに糖尿病となって進行していることがあります。


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