糖尿病の種類A「2型糖尿病」

糖尿病の種類A「2型糖尿病」

平成23年の厚生労働省の調査によると、調査によると、糖尿病の総患者数は270万人。その90%以上が2型糖尿病患者といわれています。

 

そんな糖尿病患者の大半を占める2型糖尿病。今回はその特徴や治療法をご説明します。

 

☆2型糖尿病の特徴

 

「原因」

 

2型糖尿病はインスリン分泌の低下、インスリン抵抗性を引き起こす何らかの遺伝的因子に、食べ過ぎ(特に高脂肪のもの)や運動不足、肥満、ストレスなどの環境因子、加齢が重なり合い発症します。

 

「家族歴」

 

家系血縁者による遺伝の多い

 

「好発年齢」

 

中高年での発症が多く、近年では食生活の欧米化により、幼い頃から高カロリー、高脂肪の食べ物を食べる機会が増え、肥満児も増加している結果、小児や若年層での発症も増加しています

 

「肥満との関係性」

 

食べ過ぎによる肥満や若い頃の暴飲暴食が大きな原因になる傾向にあります。

 

2型糖尿病の主な症状

 

2型糖尿病は自覚症状が出にくく、症状を感じた時にはかなり症状が進行している状態です。

 

糖尿病には、「これ!」といった万人に共通の症状はなく、糖尿病が悪化した(長年血糖値の高い状態が続いている)事で、全身に悪影響を与え続け、組織や細胞を傷付け、機能を低下させていき、個々に症状の出る部位が違います。そんな状態を総合して糖尿病合併症と呼びます。

 

2型糖尿病による合併症の種類

 

合併症には1型糖尿病に多く起こる急性のものと、2型糖尿病に好発する長年の高血糖状態によって起こる慢性合併症があります。

 

慢性合併症には原因や部位別に8つの種類があります。

 

糖尿病網膜症
糖尿病腎症
糖尿病神経障害
動脈硬化性疾患
糖尿病足病変
手の病変
歯周病
認知症

 

このなかでも@〜Bの疾患を糖尿病の3大合併症と呼び、合併症の中でも頻度が高く、病状も深刻なケースが多い疾患となっています。

 

 

2型糖尿病の治療法とは?

 

「2型糖尿病」と診断されたら、個々の血糖値の値や年齢、自覚症状有無などを考慮し、主治医が判断した治療方針と血糖の目標値に沿った治療が始まります。

 

治療法として、まず基本となるのは@食事療法A運動療法B生活習慣の改善です。その3つの治療で血糖値が目標値まで下がらないとなると、その上に経口血糖降下薬療法、インスリン療法といった薬物療法が加わります。

 

2型糖尿病にならないためには?

 

2型糖尿病の診断には日本糖尿病学会によって細かな判定基準がもうけられています。

 

糖尿病ではないけれども、血糖値が高め=正常高値(空腹時血糖値100〜109mg/dl)、糖尿病でも正常でもない=境界型(110〜125mg/dl)といった糖尿病と診断されるギリギリラインの時に、自らの生活習慣を見直し、生活改善を行うことで糖尿病を予防することは十分可能です

 

2型糖尿病にならないために、健康診断の結果をみて「ちょっと血糖値が高めかな?」と思ったら、生活習慣を見直す絶好の機会です。

 

いつまでも好きな物を我慢せず食べられる生活を送るために、今すぐできることから始めてみてはいかがでしょうか?

 

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